184.母さんの異変

1
ある日の夜、母さんが、おせちの予約の紙をさし出してきて、
母さん
「これ、頼んどるけえ、31日の夜7時以降にスーパーに取りに行ってくれん?」
と注文の控えの紙を出してきた。
おせちを注文って生まれて初🙋
約19センチの四角の入れ物2つと、にぎり寿司30貫
15800円
高っ!(◎-◎;)
おせち


母さんが足が痛くて作れないから頼んだらしい。
大事に予約の紙を財布にいれておく(人´3`*)~♪
数分後
母さん
「おせちの予約の紙、どこやったかいね」
便利屋
「はっ?さっき取りに行ってゆうて、紙くれたじゃん」
すると、母さんは黙って襖を勢いよくバシッっと閉めて自分の部屋に入る。
便利屋
「?」
次の朝、
母さん
「あんた昨日の夜、4個も5個も続けて文句言って、何を言いよったんね💢」
と、かなり怒った口調で言ってくる。
便利屋
「はっ?なんも言ってないよ?」
意味がわからない。

母さん
「言ったわいね、立て続けに4個も5個も💢」
便利屋
「言ってない。何を言ったんね」
なんのことかわからないので考えてみた。
そういえば思い出した。
予約の紙のことか?
1回しか言ってないけど。襖をバシッと閉めよったし。
文句など言っていない。
というわけで母に予約の紙のことをいうと
母さん
「そんなことじゃないわいね💢」
便利屋
「じゃあ、何いったん」
母さん
「覚えてないわいね💢一睡もしてないんじゃけえ寝させんさいや💢」
話によると、朝に生ゴミを出さないといけないから寝られなかったらしい。
便利屋
「ゴミなら自分に頼めばいいじゃんね」
母さん
「そんなことで頼めんわいね💢」
便利屋
「それより襖おもいっきり閉めるのやめんさいや」
もう、うんざりじゃ
しかし、昼に襖を見てみると、閉めたときに当たる柱にカイロが張り付けてあった。


ちょっと言いすぎた気がした。

2
母さんが突然言ってきた
「あんた、私にガスを使わさんようにしよるわけ?」
便利屋
「はっ?なんのこと?」
どうやら便利屋が瞬間湯沸かし器で、水しか使わないから矢印が水のところにいつもあるので言ってきたみたい。


そりゃないだろ。被害妄想ひどすぎ。母さんのために瞬間湯沸かし器を買ったのにショックじゃわ。

3
ある日の夜
家に餅の袋があるのに気がつきました。
そして、たまたま買ってあった缶のしるこがあるのに気がつき…
便利屋
「家に缶のしるこがあるけえ、モチ4つぐらい入れて食べれるね」
母さん
「ちょうどいいのがあったじゃん、4つ入るかね?」
便利屋
「きついかも🙅」

2日後の朝
母さん
「これ買ってきた」
と買ってきた袋入りのしるこを見せる。
便利屋
「なんで買ったん?こないだ缶のしるこがあるって話したじゃん」
母さん
「どこに?知らんよね、右から左なんよね、私は興味がないんじゃけえ」
興味がないと言われるのは痛い。
前から、物忘れのたびに興味がない、足が痛いから、それどころではないと言う。

便利屋
「興味がないなら、なんで買うん?」
母さん
「あんたがいる思うたんよね。」
やっぱり物忘れが着実に進んでいる。
便利屋
「病院行った方がいいよ、ほんまに」
前から物忘れがひどいので、病院に行こうと言っても年のせいだと言う。最近では認知症の症状を遅らせる薬があるらしい。
母さん
「行かんわいね、もう寝る」
便利屋が心配しているのが、鬱陶しくてしょうがないみたい。これは認知症なのか、年なのか。この先どうなることやら

4
確定申告の季節が来ました。
医療費控除、母さんが足の痛みで病院に行った時の領収書を計算しなければいけません。
しかしラッキーなことに、1月から10月までの母さんが自己負担した金額の合計の紙が広島県後期高齢者医療広域連合
から送られてきていたので、母さんに言う
便利屋
「11月と12月の領収書だけ貸して、計算するから」
しかし、えらい時間がかかる。
母さん
「10月のは?」と聞いてくるので、もう一度言う。
便利屋
「1月から10月は紙に書いてあるから11月と12月のだけでいい」
しかし全然、進まない。

そして…
母さん
「こんな難しいのできんよ。1年もやってないのに忘れたわいね。」
11月12月の領収書を便利屋に渡すだけなのに。
これはおかしい。物忘れとかではない。まさか認知症か?

5
正直、便利屋、辛いんです。
母さんが午後7時に、買い物から帰ってきて、便利屋は「お帰り」と言う。
すると母さんが
「ラーメン自分でつくりんさい💢もう疲れた😠」
口調が明らかに怒ってます。
便利屋は黙っておく。
すると母さんが自分の部屋に入る時、襖を「バシッ」っと閉める。
カイロはとっくに取れていたみたい。
普段は開けている襖を閉めるとは何かある。
便利屋は母さんに聞いてみる。

「どしたん?えらいおもいきり閉めて」
母さん
「疲れとるのに返事もせずに😠」
と、かなり怒っている。
便利屋
「お帰りって言ったじゃん」
どうやら聞こえてなかったみたい。
母さん
「もうええ(`Δ´)」
話を聞こうともしないで怒鳴る。
便利屋が帰ってきたときに母さんはお帰りと言ったことがないことを言う。
母さんは無視。

20年前に
便利屋「俺、一人暮らしするけえ出ていくけえ🙋」
母さん「家賃が払えんからお願いだから出ていかんとって🙏」
あのとき素直に聞いた俺がバカだった。便利屋、もう、しんどいんです。

6
深夜3時、いきなり母の、
「もう、あんた寝んのんね、早よ寝んさいや、寝られんじゃない😠」
という怒鳴り声。
実は便利屋は早く寝過ぎて、夜中に目が覚めスマホをするのが至福のとき。
21時とか、たまに20時に寝てしまいます。
なので、夜中に目が覚めるときは、よくあります。
とはいっても目が覚めても音などは一切、出しませんが、やはり電気をつけるので光が漏れ、それで、寝られないかも。
というわけで…
便利屋
「わかった、光が漏れるのは明日なんとかするから今日は多めに見て」
と言うもものの、
母さん
「そうじゃない、あんた明日休みなんね💢」と怒る。
便利屋
「仕事じゃけど、仕事には影響せんし、しんどい思うことはないけえ。早く寝過ぎたけえ寝られんだけよ」と静かに言う。
まさに好青年丸出し。
それでも、母さんは、かなり機嫌が悪い。
そして、
母さん
「寝られんけえ血圧が上がるんよね💢」と怒る。
怒れば血圧は上がるだろう。
1つ思うのが、
母さんは昼寝をたくさんするので、夜は寝られないのは
当たり前のことだと思うのです。
仕事をしていれば疲れるし、昼寝はできないので夜は寝られると思うのですが、
仕事をしてないお年寄りが夜、眠れないというよくあるやつです。
じゃあ出ていけばいいじゃんと言えば早いが、過去に違うことで出ていけばいいじゃんと言ったら、母は「じぁあ生活できんじゃないね💢」と言ってきたので、今回は言わなかった。
そして、少しして便利屋は寝て、朝5時半に起床。今日も絶好調。
考えると4~5時間寝たあとに、追加で1~2時間寝るので起きたときは絶好調は当たり前🙆
これから先、どうすればいいかわかりません。

7
今日の晩御飯は何にするかということで、
母さん
「お好み焼きを頼もうと思うんよ」
母さんが出してくれるという。
しかし、2人前で約2000円。
便利屋
「贅沢よ。ラーメンでええ。寒いし」
ということで夜はインスタントの袋麺に決定。
便利屋の考えは、インスタント麺+クロレラ粒+青汁があれば、健康的に過ごせるという考えで、インスタントラーメンでも大歓迎!
この袋麺が近くのスーパーで3日前に5袋入って、約220円。
便利屋は5つ購入。袋麺が計25袋。
いい買い物した🙋
母さんに袋麺を渡す。
母さんが棚に納めた。
しかし、母さんが言う
「ラーメンは1個しかないけえ…」
便利屋
「ラーメンたくさんあるじゃん。こないだ買って来たじゃんねー。頼むよー」
すると母さんが機嫌が悪くなる。
「私は、どうでもいいんじゃけえ忘れるわいね💢」
昔から、すぐに機嫌が悪くなり怒りだす。

便利屋
「母さんが棚にラーメン納めたじゃんねー」
最近、どうも物忘れが激しい。
すると、
母さん
「あんた買いすぎなんよね💢限度いうものがあるわいね💢」
なぜか買い過ぎを指摘される。
便利屋
「すぐ無くなるよねー」
母さん
「無くなるわけないわいねー💢限度があるわいね💢」
善意で買ったものの、ここまで言われると悲しい気分になる。
便利屋
「母さんが買い物に行くのが、しんどいゆうけー、その時のために買ったんじゃけえ、いいんさんなや💢」
便利屋は口調は穏やかでも、腹が立ってくる。
母さん
「もうええけえー限度があるじゃろー💢」
便利屋
「もう言わんでええー善意で買ったんじゃけえ黙ってや💢」
ほんま気分悪いです。

今、思えば、便利屋が小さい頃、母さんが録音が出来るテープレコーダーを買ったときのこと、
母さん
「歌、歌いんさい」
便利屋
「わからん」
すると機嫌が悪くなる
母さん
「何でもええけえ歌いんさいや💢」
怒りだしたので歌える歌がないにもかかわらず、好きだったウルトラマン80(えいてぃー)を歌うことにした。
しかし、ウルトラマン80の歌は、出だしが「ウルトラマンえいてぃー、ウルトラマンえいてぃー」ここまではいい。しかし、その後が英語で
「 He came to us from a star 」
意味は
( 彼はある星から私達のところにやってきた )らしい
こんな英語、園児に、わかるわけがない。
黙ってしまう。
すると、母さん
「あんたは歌も歌えんのんね💢」
発狂しだす。まさに怒り狂う。
便利屋は泣きながらウルトラマンえいてぃーと繰り返す。
「ウルトラマンえいてぃー、ウルトラマンえいてぃー、ウルトラマンえいてぃー」そして止まる。
母さん
「もうええ💢つまらんね💢」
くそ怒られる。
今は笑い話じゃけど、その当時は怖くてたまらんかったのを思い出す。

8
明日の夕方は母さん連れてドンキへ買い物。
なので母さんに伝える
便利屋
「明日は朝は仕事じゃけえ午後は何時になるかわからんけど、電話する。」
1時間後
母さん「ドンキは10時からなんじゃねー」
母さんの独り言。
なんか嫌な予感。
次の日の朝
母さん
「今日はドンキは10時に行くん?」
便利屋
「今日は朝は仕事じゃけえ午後は何時になるかわからんけど、電話する」
数分後
母さん
「今日はドンキは10時に行くん?」
このやり取りを、朝、五回繰り返す。しんどい。
仕事が始まって、すぐに母さんから電話
母さん
「財布とキャッシュカードがなくなったけえ今日は無理じゃわ」
また失くしたらしい。
マイナンバーカードも通帳も入ったカバンを無くしたらしい。
夕方、仕事が終わって帰宅。
母さんが言うには家の中を朝からずっと探したけど見つからないらしい。
しかし、物を失くすのは、もう何回目かわからないくらいあり、必ず次の日くらいに家で見つかる。
なので便利屋も探してみる。
1時間後、
便利屋「あった」
母さんは、そこに隠したことすら覚えてない。昨日自分で隠したのを覚えてない。早く病院に行かないとまずい。認知症かもしれない。しかし、病院に行こうと言うと機嫌が悪くなる。この先、どうなることやら

9

今日は仕事が早く終わり、母さんをドンキへ買い物へ連れていこうと電話する。
しかし、母さんは今日は足が痛いから病院に行くらしい。その後、銀行へ行くという。
マイナンバーカードも無くなったという。
便利屋「マイナンバーカードは昨日一緒に探して出てきたじゃん、」
母さん
「そうだったかいね」
どうやら覚えてないらしい。
あれだけ見つけて喜んでいたにも関わらず。
便利屋「昨日、財布と一緒に出てきたじゃん」
母さん
「印鑑も無くなった」
便利屋
「印鑑はずっと前から無くなっとるじゃん」
便利屋「なんで銀行行くん?」
母さん
「この話しよったら気分が悪いけえやめる。」
これを言われると、便利屋は悲しくなってしまう。そして母さんが続けて言う。
母さん
「情けないんよ」
涙声だった。
そして電話が切れる
便利屋もつらい。
足の病院に連れていこうかと電話する。
しかし出ない。
もう1回かける。出なかった。
それより、どうやったら脳外科に連れていけるか。
そういえば大工さんが教えてくれた
広島市認知症コールセンターに電話してみる。
すると話を聞いてくれた。そして、包括支援センターというところへ掛ければ相談に乗ってくれるらしい。
早速かけてみる。すると、いいことを教えてくれた。水分不足でも、物忘れになることがあるらしい。
そういえば、母さんがトイレが近くなるから水は極力飲まないようにしよると言ってたのを思い出す。
認知症か水分不足か

どちらにしても脳外科に行く方向で進められた。
その方向で動くことにする。

母さん夕方帰宅。
いつも通り、というよりは、いつもより機嫌良く帰ってきた。
母さんに物忘れは水分不足の可能性があるから脳外科に行こうと言ってみた。
すると母さん
「今度、健康診断があるから」と脳外科に行こうとしない。健康診断で何か言われたら脳外科に行く。という事なので健康診断と銀行についていくことに決定。

そして、マイナンバーカード、どうやら、また無くしたらしい。また一緒に探す。1時間後、カバンの底から発見。
そういえば認知症の家系というのを思い出す。母さんの3つ上のおばさん認知症、その上のおじさんも認知症、母さんの父さんも認知症。完全な遺伝。

10
明日は母さん連れて健康診断。
母さん「ちょっと私の印鑑貸して」
便利屋「はっ?持ってないよ。」
と思ったら、また何かを探してはじめている様子。印鑑を探しているという。前から探して無かったにも関わらず、探しだしている。そして、
母さん
「あんた、明日は、もう健康診断行かんけえ1人で行って💢」
かなり怒っている。
どうやら便利屋が母さんの印鑑を持っていると思ってたらしい
もうダメ。何を言っても聞く耳を持たない。また振り出しに戻る。明日は銀行だけ一緒に行く事にする。

11
夜中に母さんが目を覚ます。
母さん
「私は一睡もしてないんじゃけえ」
便利屋
「なんいよるん、さっきいびきかきよったじゃんね」
母さん
「えっ?うとうとしよったんかね?早く寝んと朝が起きれんかもしれんけえ」
便利屋
「明日は健康診断は行かんのんじゃろ?」
母さん
「行くよね。起きれんにゃ行けん。早く寝んといけん」
便利屋「…」
便利屋「明日、脳外科にも行った方がええ。」
母さん「脳外科なんか冗談じゃない」

12
健康診断
健康診断で、認知症かどうかペーパーテストを受ける。そして結果、梶川脳外科に名医がいると言われ紹介してくれることになりました。後日行くことにします。

13
今日は、朝から梶川病院で、テストなどの結果、CTを撮ることになり、結果、認知症の初期と診断されました。一般の同年代より少し脳の萎縮がみられると言うことで認知症の症状を遅らせる薬を飲むことになりました。ひとまずは少し安心しました。

14
夜中に母の襖をバシッと閉める音で目を覚ます。機嫌が悪いときのいつものパターンではあるが、夜中にやってもらうと困る。
便利屋
「目が覚めるけえ静かに閉めてや」
すると母さんが切れる
母さん
「足が痛いけえ一回で閉めるんよね💢」

朝、母さん
「トイレットペーパーを買いにいかんといけん」
便利屋
「夕方なら買いに行くよ」
といっている途中から
母さん
「なーにが夕方ねー💢」
突然、怒りだす。
便利屋も言う
「言い方ちょっと考えた方がええよ」
母さん
「お腹が痛いんよね💢」と
ぶちギレる
もう買い物には一生行かんとこーと思う。

15
母さんが、部屋で何か探し物をしている。ずっと探しています。
何を探しているか聞くと

「財布がないんよ」
どうやら5万円入った財布らしい。
二人で探す。しかしいつものこと。そのうちに出てくると諦める。
母さんがミニ財布をもって、スーパーに行く。
そして帰ってくる。
すると母さんがうれしそうに
「あったんよ、傘をさしたら降ってきた。」
スーパーの外で、1万円札5枚が、降ってきたらしい。
財布の中に5万円とか、記憶ちがうし。なんで傘のなかなのか。もし、スーパーに行くときに雨が降っていたら、暗くて、気づかなかったかもしれない。この先どうなることやら。

16
今日の朝、母さんの様子が変。
トイレの扉や襖などを力強く閉める。そして母さんがいう
「あんた、もう自分のご飯は自分でしんさい💢私はあるもの勝手に食べるけえ💢」
相当怒っている。
原因がわからない。
朝起きて、いきなりの出来事。
認知症の夢と現実がわからなくなっている。
そして母さんが通帳を見せてと怒りながら言う。
母さんはお金の管理が出来ないのと、すぐに通帳をどこかへ隠してしまうから
母さんの通帳や大事な物は少し前から預かっている。
最近、通帳を見せたばかりなのに謎。
最近見せたと言っても話の途中で
母さん
「もうええ💢」
怒り狂う。なので通帳を見せる。
納得してくれるのか?

昼になり、母さんにご飯代を渡そうかと訪ねると、無視。
腹立つから放っておく。
すると夕方、母さんは買い物に出て、いつものように半額弁当を買って来て、出してくるも腹立つからこっちが無視。
すると
母さん
「私はね、朝から納豆しか食べてないんよ💢」
便利屋
「…」
母さん
「どういうことね😠💢」
怒り狂う
便利屋はもう疲れた。少し放っておく。今日は2023年12月30日。夜に友人を迎えに行き、友人の買い出しの下関市唐戸市場へ行きました。年に一度の楽しみの一つ。

唐戸市場
魚の値段
某大手スーパーと値段を比較すると…

12月31日帰宅。すると母さんは機嫌がいい。友人がくれた土産が嬉しかったみたい。昨日のことは、すっかり忘れていました。

2023年元旦
昼になり母さんがどこかへ行こうとする。理由を聞くと買い物と言う。しかし買い物をする必要が無い。再度訪ねると、父さんが来るからと言う。昔から仲が悪く20年以上前に離婚。原因はどっちもどっち。毎年元旦の昼だけ父さんが家に来て3人で無言のおせちが恒例。しかし、父さんは2ヶ月前にヘルニアの手術後から歩けなくなり、転院してリハビリで遠くの病院に入院している。なので来れるわけがない。その事は過去に何度も母さんには言っているが忘れている。再度説明。疲れるわ。しかし母さんは出かけた。今年の元旦はカップラーメン。もう慣れたけど。おそらく夜は友人がくれた唐戸市場の土産のはず。母さんは料理はできなくなったが鍋ならできるというか自分で。
おでんの元と友人がくれたアンコウとフグ

友人がくれた天然トラフグと天然クエの刺身

もらったトラフグの皮?

正月気分を味わいたいと思う。

元旦夕方、母さんがトイレの扉と部屋の襖を勢いよく閉める。
便利屋
「静かにしめてや。どしたんね」
母さん
「なんかかんか物がなくなるんよねー😠」
元旦から荒れています。

母さんが聞いてくる。
「タブレット知らん?」
便利屋
「知らん」
また自分で隠してわからなくなっている。
母さんが聞いてくる
「タブレット知らん?」
便利屋
「知らんって」
母さんが聞いてくる
「タブレット知らん?」
便利屋
「何回も聞かんとってや、紙に書いときんさいや」
母さん
「じゃあ、なんで置いとったのが無くなるんね」
そしていつの間にか
母さん
「父さんが来て取ったんじゃ」と言う。
また始まった。
便利屋
「父さんは歩けんで入院しとるじゃん」
もう疲れた。
便利屋
「じゃあもう出ていきんさいや😠」
母さん
「なんでうちがでんにゃ行けんのんね、あんたがでていきんさいや😠」
便利屋
「じゃあ家賃自分で払いんさい😠」
便利屋が世帯主なので強気。
母さん
「じゃあ出ていくけえ通帳かしんさい😠」
これはマズい。渡したらほんとに出ていく勢い。
なので
便利屋
「明日、備北ななつか病院に手続きしとくけえ」
備北ななつか病院とは、テレビで宣伝している年金の範囲内で入れる療養型病院。母さんが前から物が盗られるから(自分で隠している)何回も行きたいと言っている場所。
母さん
「ええけえ通帳かしんさい出ていくけえ😠」
便利屋
「明日の朝に手続きするけえ朝まで待ちんさい」
恐らく明日になれば全部忘れているはず。
と思ったら2時間後
母さん
「鍋おいしかった?」
便利屋
「辛かったけえ水入れた」
予想よりかなり早く忘れていた
母さん
「備北ななつか病院は、まだ歩けんようになったら行かんといけん。2ヶ月で16000円しか残らん。まだもったいないわ」
まさか、さっきのことは、おぼえているのか?

今後も恐らく定期的に更新します。
便利屋ブログ